影も無いのに犬は吠えぬ
影も無いのに犬は吠えぬ
犬はなにもないのに吠えたりしない。
吠えるのはなにかがそこにあるからである。
従って、噂が立つのも何か根拠があるからである。
類:火の無い所に煙は立たない。
影も無いのに犬は吠えぬ
犬はなにもないのに吠えたりしない。
吠えるのはなにかがそこにあるからである。
従って、噂が立つのも何か根拠があるからである。
類:火の無い所に煙は立たない。
祈るより稼げ
困難にぶつかったとき、祈ってばかりいても解決しない。
人に頼らず自分の努力によって運命を切り開くべきである。
茨に棘あり
美しいものは、必ず恐るべきものをもっているということ。
類:棘のない薔薇はない。
炒豆(いりまめ)と小娘はそばにあると手が出る
炒豆はひとつひとつが小さく、あとをひく食べ物だから、そばにあるとつい知らず知らず手が出て食べる。
小娘はみずみずしくて魅力があり、しかも分別がまだ充分についてないので、誘われると流される弱さがある。それで男性がつい手をだしてしまう。
きたなく稼いで清く暮らせ
働くときは世間体などかまわず、どしどし稼ぎ、暮らしはさっぱりとして上品に暮らせということ。
上品でも満足に飯の食えない職業では仕方ない。
もうひとつ、多少あくどい方法もやむ終えないが、使うときは綺麗に使えという意味もある。
恋に師匠なし
色恋は誰に教えられるというものではなく、いつかひとりでに覚えるものである。
地獄の一丁目
破滅に向かって進みだした第一歩。
酔生無死
何もしないでうかうかと一生を過ごすこと。
反:朝(あした)に道を聞けば夕に死すとも可なり
蛸の共食い
同類で食い合うことの例え。
月夜に米の飯
この上なく良いことや、いつまでも飽きない物の例え。いつも月夜で白米のご飯が食べられれば、こんなに良いことはない。
欲をいえば、この上金があればそれに越したことは無い。
出:毛吹草
月夜の蟹
月夜の蟹には中身が少ないというところから 、頭の足りない人のことをいう。
昔から『月夜の蟹は身が薄い』といい、それは蟹が自分自身の影に怯えて身を縮めるからだといわれているが、実は脱皮と関係があるのだろう。蟹は月夜に脱皮をするので、そのころとれる蟹は脱皮したばかりのものだ。脱皮したばかりの動物は元気がない。
泣くより歌
同じ一生なら明るく暮らしたほうがいいということ。
泣いて暮らすのも一生なら、笑って暮らすも一生。
深い川は静かに流れる
思慮のある人は落ち着いて行動するということのたとえ。
深い川は静かに流れるが、浅い流れは音が高い。
内容の充実している人は、がやがや騒がないが、浅はかな人はにぎやかだ。
対:痩犬は吠える。
福因福果
よい行いをしていると幸福がくるということ。
耳学問
自分で研究して得た学問ではなく、人から聞いて知った学問。
聞きかじり。
類:耳学
夜叉が嫁入り
醜い女がごてごてと厚化粧したのをあざ笑う言葉。
夜叉はインドの鬼神で、姿が醜いばかりでなく、性質もひどく荒々しかったという。
出:毛吹草
蓮華の水に在るが如し
蓮の花が泥水にありながら清らかであるように、世間の汚れに染まらず清廉潔白なこと。
類:泥中の蓮
鰐の涙
空涙のこと。
昔の人は、鰐はアシの中にかくれていて、人の通るのを見るとその声をまねて哀れげに鳴き、人をおびき寄せてから捕まえて食べると信じていた。
類:狼に衣、鬼の念仏